スマート家電音痴でも手軽に節電? 石ころデザインのスマートリモコン「Nature Remo Lapis」登場(1/4 ページ)
Natureが、新型スマートリモコン「Nature Remo Lapis」を発表した。累計販売台数65万台を記録した「Nature Remo」のデザインと機能を大幅に刷新した新モデルで、想定販売価格は7980円となる。
Natureは7月5日、新型のスマートリモコン「Nature Remo Lapis」を発売する。想定価格は7980円で、6月26日からNature公式サイトで予約販売を受け付けている。Amazon.co.jpでも7月5日から販売を開始する予定だ。
Nature Remo Lapisは「がんばらなくても節電できるデバイス」
Nature Remo Lapisは、累計販売台数65万台を記録した「Nature Remo」のデザインと機能を大幅に刷新した新モデルとなる。節電、快適、健康を意識した製品で、ユーザーが意識的に難しい操作をせずに家電を操作でき、節電もできるようにと開発されたという。
使い方は今までのNature Remoと同様だ。本機とペアリングしたスマホかスマートスピーカーで家電の操作を指示すると、Wi-Fiを通して本機に指示が飛び、本機から赤外線信号が送信されて家電を制御できる。
Natureの塩出晴海氏(代表取締役)は、「利便性のみならずエネルギーの効率性も追求した製品をこれからどんどん届けていきたい」「家電の制御は勝手にやってくれて、快適に節電できるのが、やっぱり理想的な形だ」と語る。本機は、そんな理想に向けた「第一歩」だといえる。
塩出氏は家電の中でも夏場に向けて消費電力量の多くなるエアコンを中心に取り上げ、「昨今、電気料金が非常に高くなっている」ことを指摘。その上で、本機をこのタイミングで発表した意図をこう話す。
塩出氏 元々、燃料価格の高騰により電気料金が上がっていましたが、それが一服した今でも1kWh当たり30円に迫る状況だからこそ、頑張らなくても節電ができるデバイスが必要なのです。
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