サードウェーブがAI時代に向けた新ビジネスPCを一挙発表 7月3日受注開始(2/2 ページ)
「ドスパラ」のサードウェーブが、法人PCの新製品を一挙に発表した。AI(人工知能)がビジネスでも広範に使われるようになった中、想定される用途(セグメント)に応じてAIの処理パフォーマンスを高める工夫がなされていることが特徴だ。
THIRDWAVEシリーズの新製品
メインストリームを担う「THIRDWAVEシリーズ」でも、法人向けの新製品が登場する。
THIRDWAVE DX-M7L-B(法人モデル)
16型ノートPC「THIRDWAVE DX-M7L-B」は、発売済みの個人向けモデル「THIRDWAVE DX-M7L」のプリインストールOSを「Windows 11 Pro」に変更するなど、一部仕様を変更した法人モデルだ。最小構成の想定価格は23万1980円となる。
主なスペックは、個人向けモデルの記事で確認してほしい。
THIRDWAVE F-14MTL-B(法人モデル)
14型ノートPC「THIRDWAVE F-14MTL-B」は、発売済みの個人向けモデル「THIRDWAVE F-14MTL」のプリインストールOSをWindows 11 Proに変更するなど、一部仕様を変更した法人モデルだ。最小構成の想定価格は20万480円となる。
主なスペックは、個人向けモデルの記事で確認してほしい。
THIRDWAVE HGシリーズ
「THIRDWAVE HGシリーズ」は、Intelの「Coreプロセッサ(第14世代)」を搭載するコンパクトデスクトップPCだ。映像出力ポートを全て使うことで単体で最大4画面の映像出力が可能な他、静音性に優れたNoctua製のCPUクーラーを採用するなど“細かい”部分にこだわりを見せていることも魅力といえる。搭載するCPUが異なる4モデルが用意されており、Core i3-14100(4コア8スレッド)を搭載するエントリーモデル(THIRDWAVE HG3024)の最小構成の想定価格は12万9800円だ。
CPU以外の基本仕様は共通で、標準構成ではメモリが16GB(DDR4規格の8GB SO-DIMM×2)、ストレージが500GBのSSD(PCI Express 4.0接続)となっている。
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