「一番売れた商品は何?」にも答えられるExcelのCopilotを使うには? 最初の第一歩をチェック:極める!Copilot in Windows(1/2 ページ)
Windows 11/10に搭載されたアシスタント機能「Copilot in Windows」を有効活用するためのTipsを連載で紹介する。
Copilotの個人向け有料プラン「Copilot Pro」(月額3200円)を契約すると、Microsoft 365に含まれる一部アプリから、そのアプリに統合されたCopilotを使えるようになる。今回は「Excel」でCopilotを利用する手順を確認していこう。ただし、同機能はまだプレビュー版という扱いである。
なお、有料プランの契約手順や、Office 2021からのライセンス切り替えなどに関する初期設定については、本連載の過去回にて解説済みだ。必要に応じてそちらをご覧いただきたい。
→・Copilotの個人向け有料プラン「Copilot Pro」を契約するメリットは?
→・個人が「Excel」や「Word」でCopilotを活用する方法は?
まずはExcelにおける「テーブル」を理解する
現在、“ExcelのCopilot”が扱えるのは、Excelの表組が表示される画面において、「テーブル」という書式設定になっている領域だけだ。セルにデータを入力しただけでは、データを操作できないので、まずはこの「テーブル」の扱いを覚えておこう。
扱いたいデータを表組として整えておき、その領域を選択した状態で、「ホーム」タブにある「テーブルとして書式設定」をクリックする。好みのスタイルを選んだら、確認画面で「OK」をクリックしよう。これでテーブルとしての設定は完了だ。
「ExcelのCopilot」を起動し、作成したテーブルを選択する
続いて、Excelのリボン(画面の上の方にある幅広のメニューが表示されているところ)の右端に、「Copilot」のアイコンがあるので、これをクリック。Excelのウィンドウ内にサイドバーが表示される。
ただし、適当なセルを選択した状態では、「Excelテーブル内のデータを選択する」というテキストが表示されてしまう。先ほどの「テーブル」に変換した表組を選択した状態にしよう。この状態でようやくCopilotに指示が出せるようになる。
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