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ワコム、デジタルペンの特許侵害で中国MAXEYEを提訴 米国で販売差し止め求める

ワコムが保有する計7件のアクティブ静電ペン関連特許を侵害しているという。

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 米国におけるデジタルペンの輸入や販売行為が自社の関連特許を侵害しているとして、ワコムは8月29日(日本時間)、デジタルペンメーカーの中国MAXEYE(Shenzhen Qianfenyi Intelligent Technology)を提訴したと発表した。

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ワコムのWebサイトより

 ワコムによれば、MAXEYEがUSI方式(USI Stylus and Device)に準拠したスタイラスを含む、アクティブスタイラス製品を米国で輸入/販売する行為について、ワコムが保有する計7件のアクティブ静電ペン関連特許を侵害しているという。

 MAXEYEは中国・深センを拠点とするメーカーで、AmazonのFireタブレットシリーズで使える公認スタイラスペン(Made for Amazon認定)などを販売するといった実績もある。

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MAXEYEのWebサイトより
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Made for Amazon認定のMAXEYE製スタイラスペン

 ワコムはMAXEYEに対して、輸入と販売行為の差し止めおよび損害賠償を求めており、訴訟について「当社はグローバルに合計2000件以上のペン関連特許を保有している。本件は、当社の知的財産の価値を維持するために重要であると考えている」とコメントしている。

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