※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
米国におけるデジタルペンの輸入や販売行為が自社の関連特許を侵害しているとして、ワコムは8月29日(日本時間)、デジタルペンメーカーの中国MAXEYE(Shenzhen Qianfenyi Intelligent Technology)を提訴したと発表した。
ワコムによれば、MAXEYEがUSI方式(USI Stylus and Device)に準拠したスタイラスを含む、アクティブスタイラス製品を米国で輸入/販売する行為について、ワコムが保有する計7件のアクティブ静電ペン関連特許を侵害しているという。
MAXEYEは中国・深センを拠点とするメーカーで、AmazonのFireタブレットシリーズで使える公認スタイラスペン(Made for Amazon認定)などを販売するといった実績もある。
ワコムはMAXEYEに対して、輸入と販売行為の差し止めおよび損害賠償を求めており、訴訟について「当社はグローバルに合計2000件以上のペン関連特許を保有している。本件は、当社の知的財産の価値を維持するために重要であると考えている」とコメントしている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
ワコムが有機ELと出会ったら……極薄で最軽量液タブ「Movink 13」をプロ絵師が試したぞ!
ついに、ワコムから有機EL採用のタブレットが発売されました。めちゃ薄くて500mlのペットボトルよりも軽い新モデル「Movink 13」をイラストレーターのrefeiaさんが試しました。
ワコムの有機ELペンタブで快適手書きメモライフ! 絵描きではないビジネスパーソンが「Wacom Movink 13」を試したら
企業や組織のIT部門を支援してきた石黒直樹氏が、実際に使っていて仕事に役立つと思ったものや、これから登場する新製品、新サービスをいち早く試してレビューする連載。
ワコム、リモート環境でのペン描画を最適化する「Wacom Bridge」の一般提供開始を発表
ワコムとスプラッシュトップは、リモート環境下におけるペン入力最適化機能「Wacom Bridge」の一般提供を開始する。
「究極の液タブ」は小型化しても究極のまま? ワコムの「Cintiq Pro 17」をプロ絵師がレビュー
ワコムが10月に発表したプロクリエイター向け液晶タブレット「Wacom Cintiq Pro」シリーズ。今回は、より小型な「Wacom Cintiq Pro 17」をプロイラストレーターのrefeiaさんが試します。
5万円台でワコムペンが使えるAndroidタブ「Galaxy Tab S6 Lite」をイラストレーターが冷静に評価する
イラストレーターのrefeiaさんが、最新Androidタブ「Galaxy Tab S6 Lite」を試してみました。結果はいかに?


