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Apple、iPhoneミラーリング機能などを搭載した「macOS Sequoia」を提供開始
Appleは、macOSの最新版となる「macOS Sequoia」の提供を開始した。
Appleはこのほど、macOSの最新版となる「macOS Sequoia」の提供を開始した。
今回のバージョンでは、Macから直接iPhoneにアクセスすることが可能になる「iPhoneミラーリング」機能を搭載。ミラーリング操作はiPhoneがロックされた状態のまま行うことが可能だ。
ブラウザのSafariには、情報を簡単に見つけられる新しいハイライト機能を搭載した。機械学習により、特定の場所への経路を表示したり、記事の要約を行ったり、人物やコンテンツについて詳しく知ることができるクイックリンクの表示を行うことができる。またWebページ内で、ブラウジングの妨げとなる項目を非表示にできる「気をそらすものコントロール」機能も備えた。
この他、パスワード管理アプリの機能向上やビデオ会議アプリのアップデートなども実現。またAI機能「Apple Intelligence」についても近日中に実装が予告されている(日本語での追加対応は2025年予定)。
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