NVIDIAのGPU「GeForce 256」が発売から25周年を迎える/Google「Gemini」の「Imagen 3」や「Gems」が日本語対応:週末の「気になるニュース」一気読み!(2/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、10月13日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
「Google Chrome 130」が正式版に セキュリティ関連の修正も
Googleは10月15日(現地時間)、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定(Stable)チャネルをアップデートした。Windows/macOS版は130.0.6723.58.59、Linux版は130.0.6723.58で順次展開される。
このバージョンでは、動画以外でも任意の要素をピクチャーインピクチャーで表示できるようになった他、CSSネストで意図しない表示になっていた不具合が修正されている。
また、セキュリティ関連では、17件の脆弱(ぜいじゃく)性が修正された。そのうち、CVE番号が公開されているのは以下の13件だ。
- CVE-2024-9954: Use after free in AI(Hight)
- CVE-2024-9955: Use after free in Web Authentication(Medium)
- CVE-2024-9956: Inappropriate implementation in Web Authentication(Medium)
- CVE-2024-9957: Use after free in UI(Medium)
- CVE-2024-9958: Inappropriate implementation in PictureInPicture(Medium)
- CVE-2024-9959: Use after free in DevTools(Medium)
- CVE-2024-9960: Use after free in Dawn(Medium)
- CVE-2024-9961: Use after free in Parcel Tracking(Medium)
- CVE-2024-9962: Inappropriate implementation in Permissions(Medium)
- CVE-2024-9963: Insufficient data validation in Downloads(Medium)
- CVE-2024-9964: Inappropriate implementation in Payments(Low)
- CVE-2024-9965: Insufficient data validation in DevTools(Low)
- CVE-2024-9966: Inappropriate implementation in Navigations(Low)
既にインストールされている場合は自動的に更新されるが、Chromeの「ヘルプ」→「Google Chromeについて」から手動で更新することもできる。
MicrosoftがWindows 11(24H2)の「ディスク クリーンアップ」問題を認める
Microsoftは10月14日(現地時間)、「Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)」で「ディスククリーンアップ」を使用した際、「Windows Updateのクリーンアップ」カテゴリーに解放できるディスク領域の量が誤って表示される場合があると報告した。
ディスククリーンアップは、システム上で不要になった一時ファイルやキャッシュファイルなどを削除して、ディスクの空き容量を確保するWindowsの標準ツールだ。今回報告された不具合は、あくまでも表示上のエラーであり、クリーンアップ自体は正しく行われているとのこと。
「Windows Updateのクリーンアップ」を選択し、ディスククリーンアップを初めて実行すると、そのカテゴリーの一部または全てのファイル (例えば、15GB)が正しくクリーンアップされ、関連するディスク領域は期待通りに解放される。
ただし、この最初の実行後、ツールは「Windows Updateのクリーンアップ」カテゴリーでクリーンアップにまだ使用可能な領域の量(例えば88GB)を不正確に報告する場合がある。
現在、解決に向けて取り組んでおり、解決方法が決まり次第、詳細情報を提供するとしている。
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