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Copilotを使ってスケジュールを組み立ててみよう 締め切りを考慮してタスク管理を任せる極める!Copilot in Windows(2/2 ページ)

Windows 11/10に搭載されたアシスタント機能「Copilot in Windows」を有効活用するためのTipsを連載で紹介する。

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スケジュールを組んでカレンダーに登録する

 一方、生成したスケジュールをカレンダーに直接登録したいというニーズもあるだろう。この場合には、まず登録すべきイベントを洗い出して共有し、その配置をCopilotに行ってもらうのが良い。

 今回は「今週は、2時間ほどの作業が3つある」のように必要な作業時間をざっくり指定しながら、「9:00-12:00、13:00-17:00の間で」と登録する時間帯などを指定しておき、Copilotにスケジュールの配分を整えてもらった。

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例えば「今週は、執筆に2時間かかる原稿が5本、執筆に4時間かかる原稿が2本、設定と検証に計3時間かかるデバイスが2台、3時間かかる調べものが1本あります。毎日9:00-12:00と13:00-17:00まで作業する想定で、スケジュールを立ててください」と指示を出した場合の出力例

 さて、生成されたスケジュールのほそぼそとしたイベントを手動でカレンダーに登録していくのは面倒だ。ここで時間がかかってしまうならば、元も子もない。そこで、一般的なカレンダー機能にインポートしやすい形式に整えてもらおう。ここでは「iCalender」の形式(〜.ics)のフォーマットに整えてもらう。

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「これをiCalender形式で出力してください」と指示。生成された記述をコピーしよう
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テキストエディタに記述をペーストして、ひとまずプレーンテキスト形式(〜.txt)でデスクトップなどに保存
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拡張子を「〜.ics」に変更しておこう。ここではブラウザで開いた「Googleカレンダー」の右上にある歯車のアイコンから「設定」をクリック
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「インポート」の項目を選択し、「パソコンからファイルを選択」をクリック。先ほど用意したファイルを選択して、インポートを実行しよう
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これでCopilotが作成したスケジュールを、Googleカレンダーに登録できた

 ただし、よく見ると分かる通り、「4時間の原稿執筆」としている予定が、1時間の幅に収められているなど、このままではスケジュールとして使い物にならない状態だ。実用性を高めるには、スケジュールを作成する際のプロンプトをさらに工夫していかなければならないだろう。

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