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「Copilot+ PC」をめぐる“三大怪獣大決戦”を楽しんだ2024年に、液タブの“最終局面”をうかがうある日のペン・ボード・ガジェット(3/3 ページ)

プロイラストレーターのrefeiaさんが、2024年のアレコレを振り返りました。2024年はある意味、ターニングポイントかもしれませんね。

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多彩で楽しい左手デバイス

 意外と左手デバイスに注目したのも2024年の特徴でした。

 ロジクールの「MXクリエイティブコンソール」は、ディスプレイボタン+分割式という男の子心をくすぐる快作でしたし、

ディスプレイ付きのキーパッドとダイヤルデバイスの2台がセットになった「MXクリエイティブコンソール」
ディスプレイ付きのキーパッドとダイヤルデバイスの2台がセットになった「MXクリエイティブコンソール」

 一方の「TourBox Elite Plus」はiPadの厳しいOS制限の中で、トラックパッドやキーボードデバイスのふりをすることで、ある程度実用的な操作性を獲得していました。

TourBox Techの左手デバイス最新モデル「TourBox Elite Plus」
TourBox Techの左手デバイス最新モデル「TourBox Elite Plus」

 液タブやペンタブは、性能や使い勝手の面でどうしてもどこかに収束していくような感じになってしまいます。ところが左手デバイスは、個性的な仕様や形を生かした独特な製品が多くて、触って楽しいし、選び甲斐もあると思います。今後もちょくちょく見ていきたい分野ですね。

2025年も良き物欲の年になりますように

 といったところで。個人レベルでは実は2023年と同じく旅行と車いじりでお金を使ってしまって、目立った買い物はPCを2つとスマホとPlayStation 5 Proぐらいでした。

長距離のトラックドライバーかな? みたいな移動をするのが好きです
長距離のトラックドライバーかな? みたいな移動をするのが好きです

 とはいえ、本稿前半でちょっと書きすぎたように、2024年のノートPC分野はQualcommの参加で「Copilot+ PCの本命に俺がなる!」と3社が争っている感が激しくあり、情報を追うのも楽しく、実際に買った製品も味が濃くてとても楽しめました。使ったお金の割には充実感があったなあというのが素直な感想です。

 というわけで、今度こそモダンになったスタンダードCintiqと、Movinkの驚きを引き継ぐモビリティー製品を夢見ながら2025年を迎えたいと思います。

 それでは、2025年もよろしくお願いします!

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