YouTubeが低価格帯プラン「Premium Lite」を正式発表/セキュリティ強化などを行った「Google Chrome 134」公開:週末の「気になるニュース」一気読み!(1/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月2日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、3月2日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
YouTubeが低価格帯プラン「Premium Lite」を正式発表
Google傘下のYouTubeは3月5日、米国ユーザー向けに低価格帯プラン「Premium Lite」のパイロット版を提供開始した。月額は通常のPremiumプランが13.99ドルのところ、7.99ドルとなっている。
Premium Liteは、ゲーム、コメディー、料理、学習など、ほとんどの動画ジャンルで広告が表示されない低価格プランだ。ただし、Premiumプランで利用できるオフライン再生やバックグラウンド再生には対応しない。
既にパイロット版の提供を始めていたタイ、ドイツ、オーストラリアでは、今後数週間以内に、全てのユーザーに対してPremium Liteの提供を開始するという。
セキュリティ強化などを行った「Google Chrome 134」公開
Googleは3月4日、デスクトップ向け「Google Chrome」の安定チャネルをアップデートした。Windows/Mac向けは「v134.0.6998.35/36」、Linux向けは「v134.0.6998.35」で順次展開する。
このバージョンでは、14件の脆弱(ぜいじゃく)性が修正されているという。CVE番号が公開されているのは以下の9件で、カッコ内は最大深刻度だ。
- CVE-2025-1914(High):Out of bounds read in V8.
- CVE-2025-1915(Medium):Improper Limitation of a Pathname to a Restricted Directory in DevTools.
- CVE-2025-1916(Medium):Use after free in Profiles.
- CVE-2025-1917(Medium):Inappropriate Implementation in Browser UI.
- CVE-2025-1918(Medium):Out of bounds read in PDFium.
- CVE-2025-1919(Medium):Out of bounds read in Media.
- CVE-2025-1921(Medium):Inappropriate Implementation in Media Stream.
- CVE-2025-1922(Low):Inappropriate Implementation in Selection.
- CVE-2025-1923(Low):Inappropriate Implementation in Permission Prompts.
セキュリティ面以外では、ダイアログの閉じ方をより細かく制御できるようになった他、共有ストレージにWeb Locks APIのサポートを追加、さらにLLMを活用した不正な通知のオンデバイス検出(Android向け)などの機能を追加している。
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