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「スナドラPC」って絵師にはどうなの? ついに利用可能になったワコムドライバで実用性をチェック:ある日のペン・ボード・ガジェット(4/4 ページ)
ワコムが、ついにQualcommのSoC向けにドライバの提供を開始しました。2024年の発売時にチェックしてから、どのような進展があったのか。プロイラストレーターのrefeiaさんが試したよ。
まとめ
それではまとめていきましょう。
お絵描き用途のArm版Windowsの夢は、ほぼかなったと言っていいと思います。
主要タブレットメーカーのドライバは出そろいつつあり、PhotoshopやAffinity PhotoはArmネイティブのアプリを利用できます。エミュレーション動作になるアプリもおおむね問題なく、Snapdragon X Elite/Plusは元々のパフォーマンスが高いため、エミュレーション動作になったとしても実用的な動作速度を維持できています。
総じて、お絵描き用途におけるArm版Windowsは、依然として進んで選ぶほどではないですが、何かの弾みで選んでしまったとしてもさほど心配することはないと言えるでしょう。
ところで、先日BTOメーカーの方と軽くお話しする機会があったのですが、「クリエイティブ用途の中でも、絵師さんはなぜかデスクトップPCを求めることが多い」とのことでした。
なぜでしょう? 静止画の制作はクリエイティブ用途の中では性能要求は低い方のはずです。そこでボクは気付くのです。イラストもゲームもやりたいんだと……。
ゲームをやりたいんだ! そういうことならやっぱArm版Windowsはお勧めできないですね。
あー……夢はついえた……夢はついえたんです……デスクトップPCを買ってバリバリゲームやりましょうね。
クリエイターはインプットも大事!
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