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日本での展開に注力するOpenAI――「AIエージェントの1年が始まる」とライトキャップCOOが語る理由本田雅一のクロスオーバーデジタル(4/4 ページ)

OpenAIの商業部門において製品戦略などを担当するブラッド・ライトキャップCOO(最高執行責任者)が、日本法人設立1周年に当たってインタビューに応じた。同社が提唱する「エージェントの1年」たる2025年がどのような年になるのか、聞いてみよう。

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“日本発”のアイデアも実装へ

 OpenAIでは、「o3」「o4-mini」、そして「GPT-4o」など新しいAIモデルを相次いでリリースしており、「o」の付いたAIモデルを統合した「GPT-5」の登場も予告されている。

 矢継ぎ早にAIモデルのリリースを続ける中、GPT-5世代ではどのような変化が起きるだろうか。ライトキャップCOOに聞いてみたところ、GPT-5への具体的な言及を避けつつ、以下のように語った。

 まず1つには、日本チーム(OpenAI Japan)の規模を拡大し続けることが重要だと思います。私たちは、日本でのプレゼンス拡大に強くコミットしていきます。
 将来のAIモデルについて、現時点でできるコメントはありませんが、(AIモデルの)能力は時間とともに向上し続けるものです。そしてイノベーションのサイクルは短くなっていき、 AIの能力向上も加速されるでしょう。

 ライトキャップCOOは、こうも話す。

 顧客と緊密に協力し、どの領域で業務を拡大するべきなのか――1年をかけて見極めてきました。私たちは研究開発と製品開発の両面において、2025年に大きな期待に応えられるロードマップを持っています。そのうちのいくつかは、日本市場にとって刺激的なものになると確信しています。日本のユーザーからのフィードバックに基づいて開発しているものだからです。今後の発表に期待してください。

 そして1年後にまた機会があれば、さらに多くの成果についてお話しできるでしょう。

 OpenAI、そしてOpenAI Japanの動向から目が離せない。

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