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Googleが「Gemini in Chrome」を発表/Windows 11が「MCP」をネイティブサポートへ(2/3 ページ)

うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、5月18日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!

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CLIエディタ「Edit」がWindows 11に標準搭載へ

 Microsoftは5月19日、Windows向けの新しいコマンドラインテキストエディタ「Edit」をオープンソースとして公開した。GitHubからダウンロード可能になっている。また、今後数カ月以内にWindows Insider Programでプレビュー版として提供し、その後、Windows 11に搭載される予定とのこと。

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MicrosoftがWindows 11にプリインストール予定のCLIエディタ「Edit」をオープンソースで公開した

 Editは、64bit版WindowsにデフォルトのCLIテキストエディタが必要なことが開発のきっかけになったという。32bit版Windowsでは、MS-DOSエディタが付属していたが、64bit版にはこれまで標準のCLIエディタが存在していなかった。

 Microsoftが「Vimをどうやって終了するのか」というのが定番のネットミームになっているという通り、“魔法の終了呪文”を習得するのは比較的簡単だが、これは新人プログラマーだけでなく、ベテランプログラマーにとってもしばしばつまずきの原因となる。

 この問題を回避するため、Windowsではモードレスエディタが必要だと判断したという。

GoogleがGeminiの新料金プランを発表

 Googleは5月20日、Geminiを利用できる新プラン「Google AI Pro」「Google AI Ultra」を発表した。

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GoogleがAI向けの新プランを発表した

 Google AI Proは、従来のGemini Advancedを置き換えるもので、価格は月額2900円で変更はない。Gemini Advancedの契約者は、既にプラン名がGoogle AI Proに変更されているはずだ。

 Veo 2やDeep Researchなど、Geminiをさらに活用できる他、GoogleフォトやGmail、Google ドキュメントと共有する2TBのストレージを利用できる。

 Google AI Ultraは、最も高性能なモデルへの最大の利用上限でアクセスできるVIPプランだ。実験的なAI機能への早期アクセスも優先的に提供される。利用できるストレージは30TBとなっている。Google AI Ultraは米国から提供を開始し、今後さらに多くの国で提供予定だという。米国では月額249.99ドル(約3万6000円)で提供される。

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