ニュース
デュアル? いいえトリプルチェンバーです 新型PCケースもお目見えしたCORSAIRブース(1/2 ページ)
新型PCケースだけでなく、バーチャルStream Deckやユニークなタッチパネル液晶ディスプレイも登場した。
PCケースや水冷クーラー、メモリーなどを手掛けるCORSAIRは、COMPUTEX TAIPEI 2025の会期中にハイアットホテルの特別ブースで新製品の展示を行った。その中の一部を紹介しよう。
トリプルチェンバー採用の「AIR 5400」
「AIR 5400」は、従来モデルの電源部とマザー部を分けたデュアルチェンバー構造からさらに進化し、水冷のラジエ−ター部分をセパレートすることでトリプルチェンバーとしたATXケースだ。
どのような構造になっているかといえば、フロント部分の右側に水冷クーラーのファンとラジエ−ターが取り付けられている、ここまでは従来のケースと同様だが、このラジエ−ターから抜けて暖かくなった空気もそのまま外に出すダクトのような構造が追加されている。これにより、CPUの熱を冷やす風はケース内部を通らず、またラジエ−ターを抜けた暖かい空気もケース内部に入らない。
もちろんそれ以外にも、ボトムファンからダイレクトにグラフィックスカードに当たる透明なダクトなどもあり、見た目とパフォーマンスの両立を図ったケースといえる。発売は今夏を予定している。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
PCケースらしくない見た目と高い機能性を両立! HYTEの新作PCケース「X50」シリーズを見てきた
個性的なPCケースで知られるHYTE(ハイト)が、ラウンド形状であることにこだわったPCケースを新たにリリースする。COMPUTEX TAIPEI 2025に合わせてその実物が展示されたので、紹介したい。
ケースの内と外、どっち?――自作PC内蔵ディスプレイのトレンドを読む
自作マシンに、ステイタスや好みの画像を表示できるパーツが多数登場している。かつてはドライブベイのオプションとして注目されたが、最近の表示スポットはケース外側にとどまらない。
木に裏配線、ダミーモジュールなど“自作PCの幅”が広がった2024年
意匠として木材を使用するPCケースが注目を集め、ケーブルを徹底的に隠す裏配線プロジェクトが話題となる一方で、ダミーモジュールが売れるなどの動きも見られた。2024年の自作PCトレンドは、案外見た目に集約されているかもしれない。
会場で見つけたプロダクト彩る美少女キャラたち 「COMPUTEX TAIPEI 2024」二次元フォトレポート
PC関連の見本市「COMPUTEX TAIPEI 2024」(6月4〜7日、台湾・台北市)の会場で見つけた“美少女キャラ”にスポットを当てて紹介する。
立体での「映え」を意識する潮流が生まれた2023年
1年を通して振り返ると、とりわけショップ内の様相が大きく変わったのはPCケース売り場かもしれない。10万円超のマザーボードが増え、96コアのCPUも登場した。年の瀬に2023年のアキバ自作街を振り返ろう。



