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Easy Anti-Cheatを組み込んだ「Windows 11(バージョン24H2)」PCに6月更新を適用すると突然再起動する恐れ 差し替えの“不定期更新”を配信
Windows 11 2024 Update(バージョン24H2)を搭載する一部のPCにおいて、6月のセキュリティ更新を適用した後に突然再起動する恐れがあることが判明した。Microsoftでは臨時の更新という形でプログラムの“差し替え”を行った。
Microsoftは6月10日(米国太平洋夏時間、以下同)、Windows 11 2024 Update(バージョン 24H2)向けの2025年6月分のセキュリティ更新(KB5060842)の配信を開始したが、一部の環境において適用後にPCが突然再起動する事象が確認された。
本件に伴い、同社は6月11日から、不定期(Out-of-band)更新として更新プログラムの差し替え版(KB5063060)の配信を開始した。差し替え版は不具合を起こす可能性のあるPCの他、6月11日時点でKB5060842の適用が完了していないPCにも同プログラムの代わりとして配信される。
不具合の概要
KB5060842をインストールすると不具合を起こす可能性があるのは、Epic Gamesのアンチチートソフトウェア「Easy Anti-Cheat」をインストールしたPCだ。本更新プログラムにEasy Anti-Cheatとの互換性に問題を起こす内容が含まれていたという。
Easy Anti-Cheatは、Epic Gamesを中心とする複数メーカーのPCゲームタイトルに内包される形で提供されている。アップデートも基本的にはゲームタイトルの更新に含まれる。
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