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2025年のお盆期間に目立った「10年振りの自作勢」&「風量強化勢」:古田雄介の週末アキバ速報(2/2 ページ)
猛暑が続く中で、お盆期間のPCパーツショップは盛況だった。とりわけ目立っていたのは、久しぶりの自作で一式組むベテラン勢と、とにかくマシンを冷やしたい勢だった。
光よりも風!――高静圧&高速回転ファンが人気を集める
Windows 10からの乗り換え需要とは別に、強力な冷却ファンを買い求める動きも目立っていた様子だ。
TSUKUMO eX.では「ARGBファンはマシンを一式組まれるとき、ケースなどと一緒に買われることが多くあります。ピンポイントで追加する場合、とにかくエアフローを強化したり、特定の部位に強く風が当てられたりするファンがよく売れます」という。他店でも、単発買いは光らないファンというケースが珍しくないようだ。
TSUKUMO eX.の場合、お盆に目立って売れていたのは、最大3000rpm±10%の高速回転が可能なPentaWaveの120mmファン「PF-P12E-PWM」(2780円)と、Noctuaの第二世代高速120mmファン「NF-A12x25 G2 PWM」(4980円)、ARCTICの高速で安価な120mmファン「P12 PWM PST」(ホワイトは1180円)などという。
同店は「定評があって確実に安定して風を送ってくれるモデルが選ばれますね。猛暑でマシンの発熱に不安を感じている人が多いのかもしれません」と話していた。
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