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最上位モデルは90万円超! PROなしの「Ryzen Threadripper 9000シリーズ」が降臨:古田雄介の「アキバPickUP!」(1/4 ページ)
7月末に登場した「Ryzen Threadripper PRO 9000WXシリーズ」に引き続き、AMDからワークステーション向けの新CPU「Ryzen Threadripper 9000シリーズ」が売り出された。その反応やいかに……?
7月末に登場した「Ryzen Threadripper PRO 9000WXシリーズ」に引き続き、AMDからワークステーション向けの新CPU「Ryzen Threadripper 9000シリーズ」が売り出された。その反応やいかに……?
反響はこれからですかね―― 売り場に並んだThreadripper 9000シリーズ
8月1日、Ryzen Threadripper 9000Xシリーズの販売が始まった。登場したのは3モデルで、主な仕様と価格は以下の通りだ。
- Ryzen Threadripper 9980X
- コア/スレッド数:64基128スレッド(3.2GHz〜5.4GHz)
- TDP:350W
- 実売価格:90万円超
- Ryzen Threadripper 9970X
- コア/スレッド数:32基64スレッド(4GHz〜5.4GHz)
- TDP:350W
- 実売価格:45万3000円弱
- Ryzen Threadripper 9960
- コア/スレッド数:24基48スレッド(4.2GHz〜5.4GHz)
- TDP:350W
- 実売価格27万円弱
1週間前に登場したRyzen Threadripper PRO 9000WXシリーズと同様に「Zen 5アーキテクチャ」を採用しており、UEFI(BIOS)アップデート済みのAMD TRX50チップセット搭載マザーボードに組み込める。AMDは「クリエイターやAI開発者、エンスージアスト向け」とアピールしている。
販売開始時の空気は静かで、注文が殺到するような状況ではない様子だった。パソコンSHOPアークは「価格が価格ですしね。ただ、気になっている人は少なからずいると思います」と語る。別のショップも「対応するための環境は、1年半前に登場した「Ryzen Threadripper 7000シリーズ」よりも整ってはいるので、一式で組もうという人もいそうです。バンバン売れたらいいですよね」と冷静に動向を見守っていた。
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