水枕にL字有機ELパネル採用の水冷ユニット「ROG RYUO IV」が5.7万円でデビュー：古田雄介の「アキバPickUP！」（1/4 ページ）

L字曲面に加工した有機ELパネル採用の簡易水冷キットや、白いChallengerマザーボード、M.2 SSDを8枚挿しできるPCIe 5.0対応RAIDカードなど、特定の人の心をわしづかみにするアイテムが続々登場している。

[古田雄介，ITmedia]

　先週（8月17日週）、冷却パーツの新製品で目立っていたのは、ASUS JAPANの簡易水冷キット「ROG RYUO IV SLC 360 ARGB」だ。6.67型のL字曲面有機ELパネルをCPUブロックに組み込んでおり、価格は5万7000円前後となる。

6.67型L字パネル＆デイジーチェーン対応ファン採用の水冷ユニット

TSUKUMO eX.に並んだ「ROG RYUO IV SLC 360 ARGB」

「ROG RYUO IV SLC 360 ARGB」の製品画像

　有機ELパネルの解像度は2240×1080ピクセルで、リフレッシュレートは60Hzだ。ラジエーターファンにはデイジーチェーン接続に対応するARGBモデル「ROG RYUO IV MF-12C」を採用している。

　L字曲面有機ELパネルをCPUブロックに搭載したモデルは、2025年5月登場の「PANORAMA 360」シリーズ以来となる。

2025年5月に登場した「PANORAMA 360 ARGB」。オリオスペックで撮影

　入荷したTSUKUMO eX.は「ROG RYUOでL字有機ELパネルと考えると、案外価格を抑えめにしてきたなという印象ですね。PANORAMA 360も注目を集めましたが、こちらもビジュアルにもこだわり抜きたい人に指名買いされそうですね」と話していた。