13.3型モバイル「dynabook G/GS」に若年層を視野に入れた新モデル キーボードは「かな無し」で新色「セレストブルー」を用意:CPUはNPU付きのCore Ultra(シリーズ1)
Dynabookが、個人向け13.3型ノートPC「dynabook G」「dynabook GS」の新モデルを発表した。キーボードから「かな」表記をなくした他、淡い青色の新色を用意することで若年層の取り込みを図る。
Dynabookは9月3日、個人向け13.3型ノートPC「dynabook Gシリーズ」「dynabook GSシリーズ」の新モデルを発表した。新モデルは10月下旬から順次発売される予定だ。
新モデルはCore Ultra 5 125Uを搭載する「dynabook GS5/Z」「dynabook G6/Z」と、Core Ultra 7 155Uを搭載する「dynabook G8/Z」の3モデルで、いずれも本体重量約849gの軽量設計となっている。
今回の新モデルはボディーデザインを刷新しており、1920×1200ピクセル(アスペクト比16:10)の13.3型液晶ディスプレイを搭載した。ボディーカラーは従来モデルにもあるオニキスブルー改め「ネビュラブラック」に加え、若年層を意識したカラーとして淡い色合いの「セレストブルー」を用意している。また、いずれのカラーもキーボードから「かな」表記を省いている。これはかな入力をするユーザーが昨今少なくなったことと、デザインのスッキリさを求める若年層のニーズを踏まえたとのことだ。
また、新モデルではThunderbolt 4(USB4)端子とUSB 3.2 Gen 1(USB 5Gbps) Standard-A端子を本体の左右に1基ずつ備えるデザインとすることで、ポート/USB 3.2ポートを左右1基ずつ備えるなど利便性も向上した。またG6とG8には従来の“ネビュラブラック”に加え新色の“セレストブルー”モデルも用意している。
いずれもメモリ容量は16GB(LPDDR5X規格:増設/換装不可)、ストレージはGS5が256GB、G6とG8が512GBのSSDを搭載している。生体認証はGS5が指紋センサー、G6とG8がWebカメラを使った顔認証となる。OSはWindows 11 Homeで、Microsoft 365 Basicの1年間ライセンスとMicrosoft Office Home & Business 2024の永続ライセンスも付属する。
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