Intelが主要事業の責任者を交代 「コア事業の強化、ファウンドリーの成長、エンジニアリング文化の醸成」を目的に
Intelが、主要事業の責任者を交代した。同社によると、 「コア事業の強化、ファウンドリーの成長、エンジニアリング文化の醸成」を目的としているという。
Intelは9月8日(米国太平洋夏時間)、同社の主要事業の責任者を交代したことを発表した。同社は「コア事業の強化、ファウンドリーの成長、エンジニアリング文化の醸成」を目的とした交代だとしている。
Data Center Group(DCG)
Xeonプロセッサを始めとするサーバ/データセンター向け製品を所管する「Data Center Group(DCG)」では、ケヴォルク・ケチチアン(Kevork Kechichian)氏がバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーに就任する。
ケチチアン氏は半導体業界において30年以上の経歴を持ち、NXP Semiconductors、Qualcomm、Armを経て今回Intelに入社した。
Client Computing Group(CCG)
Core/Core Ultraプロセッサなど、クライアント機器向け製品を所管する「Client Computing Group(CCG)」では、ジム・ジョンソン(Jim Johnson)氏がシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーに就任する。
ジョンソン氏はIntelに40年勤務するベテランで、グローバルビジネスや製造工場における責任者などを歴任してきたという。
Central Engineering Group(CEG)
Intelの新組織として立ち上がる「Central Engineering Group(CEG)」の初代責任者には、6月からシニアバイスプレジデント兼フェローとして活動しているシリニ・アイアンガー(Srini Iyengar)氏が就任する。
Intelへの入社前、アイアンガー氏はCadence Design Systemsにおいてグローバルシリコンエンジニアリングの責任者を務めていた。
ケチチアン氏、ジョンソン氏、アイアンガー氏は共に、リップブー・タンCEOの直下で業務に従事することになる。
その他の人事異動
現在、Intel Foundryの最高技術/運用責任者を務めているナガ・チャンドラセカラン(Naga Chandrasekaran)氏は、Intel Foundry Services(IFS)も所掌するようになる。これにより、Intel Foundry半導体の技術開発から製造/市場投入に至るまでのプロセスを全て担当するようになる。
なお、現在IFSを所掌しているケビン・オバックレー(Kevin O’Buckley)氏は、引き続きIFS担当のシニアバイスプレジデント兼ジェネラルマネージャーとして、チャンドラセカラン氏のもとで業務に従事する。
一方、Intelの製品担当CEOを務めていたミシェル・ジョンストン・ホルトハウス(Michelle Johnston Holthaus)氏は退任する。ただし、今後数カ月間は業務移管のための戦略アドバイザーとして勤務を継続する。
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