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「SwitchBot ハブ2」を壁面に固定できる安価なサードパーティー製マウントは使える?山口真弘のスマートスピーカー暮らし(2/3 ページ)

スマートリモコン「SwitchBot ハブ2」は便利な製品だが、標準状態だと設置方法が悩ましい。そこで、サードパーティー製品のアダプターを購入して試した。

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説明書は難ありも組み立ては簡単

 早速組み立ててみよう。取り扱い説明書に従って組み立てれば、簡単に組み上がる……と言いたいところなのだが、組み立ての難易度は高い。これは構造が複雑なのではなく、取り扱い説明書の記述が的確でないためだ。

 具体的には、部品番号と組立手順がどちらも◯囲みの数字で連番が振られているので区別がつきにくいことや、完成写真が正面からしかなく最終的な形状が分かりづらいことにある。加えて、手順写真が途中でいきなり左右反転したり、拡大率の異なる写真がいきなり割り込んだりもする。

 組み立て完了後に読めば意図を理解できるが、組み立て前には意味不明という典型的な説明書だ。本製品でもっとも改善が求められるのは、製品本体ではなくここだろう。

 ともあれ、気を取り直してじっくり読み解いていくと、背面にケーブルを巻きつけるリールがあり、そこでケーブルの長さを調整可能なことが分かる。この時点で、ハブ2の厚みにリール部の厚みが加わって、かなりの奥行きのある製品であることを把握できる。

 さらに本製品の右側面に、SwitchBot ハブ2の特徴であるケーブル中間の温度センサーが差し込まれていることから、ケーブルはハブ2本体から出た後に右側面を経由し、背面のリールに巻き付けて、長さを調整しているようだ。

 この2点さえ理解していれば、実際の組み立て作業はアッという間に済む。その後にハブ2を取り付けることで、ものの数分もあれば完成する。全てはめ込むだけなので、ネジ止めや接着などの手間はかからない。分解も容易で、手順を間違った場合の対応も容易だ。

SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
本体に相当する、ハブ2をはめ込むためのケース(手前)の背中に、ケーブルを巻き付けるリール部(右側)を取り付ければよいらしい
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
まずは本体部にキャップをはめ込む。キャップが後方に向かって突き出る形になる
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
突き出たキャップにリール部を差し込む
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
奥までしっかりと差し込めば、基本構造は完成する。ここにハブ2を取り付けていく
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
ここからはハブ2の取り付けだ。組み立てが終わった本体ケース部にハブ2をはめ込む。いったんはめ込んだ後も簡単に外せる
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
本体をはめ込んだら、続いてケーブルにある温度センサー部を右上のホルダーにはめ込む
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
そして余ったケーブルを背面リール部にぐるぐると巻き付けていけばよい
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
コンセントに接続するために必要な長さを、この時点でキープしておく
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
リール部には3箇所のネジ穴が用意されており、壁面にネジ止めできる
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
キットにはネジの他に両面テープも付属する。今回は両面テープを利用した
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
壁面に取り付けた状態。前から見ると整然としている
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
タッチ操作も安定して行える
SwitchBot ハブ2 スマートリモコン 温度 湿度 壁掛け マウント オプション
とはいえ背面にあるリール部のせいで手前にかなり突き出しており、見た目はパッとしない

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