8年半ぶりに「MPOWER」が復活、DDR5-10200対応で4万円台/Noctua最強空冷の“黒”もついに登場:古田雄介の「アキバPickUP!」(2/4 ページ)
メモリのオーバークロック(OC)に最適化したRyzenマザーボード「B850 MPOWER」が登場して注目を集めている。また、Noctuaからは空冷最強と評判のCPUクーラー「NH-D15 G2」のchromax.black版が売り出されている。
Noctua最強の空冷クーラーにchromax.blackが加わる
冷却パーツでは、Noctuaからサイドフロー型CPUクーラー「NH-D15 G2 chromax.black」が登場している。2024年10月に売り出された「NH-D15 G2」のブラックバージョンで、価格は3万円弱となる。
8本のヒートパイプで熱を吸い上げて140mmファン2基で送風する仕様で、ファン込みの高さは約168mmとなる。対応ソケットはLGA115x/1200/1700/1851とSocket AM4/5となる。
入荷したオリオスペックは「ハイエンド構成のCPUを空冷で使いたいという人に最強の選択肢といえますね。特に最新世代のCore Ultraは消費電力がだいぶ抑えられているので、そういう点でも導入しやすいと思います」と話していた。待っていた人が多かった様子で、初日から好調に売れているという。
NH-D15 G2 chromax.blackで採用しているラウンドフレームで、黒い140mmファンの単品「NF-A14x25r G2 PWM chromax black」と、共振を抑えた仕様の2個セット「NF-A14x25r G2 PWM Sx2-PP chromax black」も売り出されている。価格は6200円前後と1万2000円前後だ。
また、通常のスクエア型フレームの黒い140mmファンも単品「NF-A14x25 G2 PWM chromax black」と2個セット「NF-A14x25 G2 PWM Sx2-PP chromax black」が売り出されている。価格は同じく6200円前後と1万2000円前後だ。
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