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“氷点下”で動くタブレットも! 産業向けPCの奥深さを見てきたJapan IT Week 春 2026(2/2 ページ)

Japan IT Week 春 2026では、普段目にすることのない面白い産業用PCを見ることができる貴重な機会だ。この記事では、エルザジャパンとエレコムグループのブースで見つけたものを紹介する。

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エレコムグループ:氷点下対応タブレットが特に目を引く

 産業用フラッシュストレージで知られるハギワラソリューションズと、個人向け/法人向けのどちらでも一定の知名度があるロジテックINAソリューションズは、共にエレコム傘下にある。そのこともあってか、今回の展示会では共同でブースを展開していた。

ハギワラソリューションズ
ハギワラソリューションズはエレコム傘下の産業用ストレージ/コンピュータメーカーだ。同じくエレコム傘下のロジテックINAソリューションズと共同でブースを構えていた

 ハギワラソリューションズは超小型ファンレスPC「Tiny Edge PC3」シリーズと、頑丈さを重視したタブレット端末を中心に展示していた。

 「Tiny Edge PC3」は、手のひらに載るサイズの産業用ファンレスPCだ。Intel Processor N97(開発コード名:Alder Lake-N)を搭載する「V(エントリー)モデル」「W(無線LAN)モデル」と、Intel Atom x7433RE(開発コード名:Amston Lake)を搭載する「E(エンベデッド)モデル」「C(LTE)モデル」がある。いずれもメモリは8GB(DDR5規格)をオンボードで搭載し、ストレージは120GBのM.2 SSD(Serial ATA接続)を内蔵しており、Eモデルのみ追加のCFastスロットも備えている。

 EモデルについてはRS-232Cポートも標準装備する(Cモデルはオプションで追加可)ため、シリアルポートで制御する機器の接続にも適している。CモデルのLTEモジュールはNTTドコモ/au/ソフトバンクのネットワークに対応しており、有線LANの敷設が難しい場所での運用を想定しているという。

 動作温度はV/W/Cモデルが−10度〜50度、Eモデルが−20度〜50度で、いずれも空調が不十分な場所での動作が考慮されている。

 なお、本製品に入っているSSDは自社製の産業用製品で、電源断耐性やデータ保持能力を高めている点が強みだという。

Tiny Edge PC3
Tiny Edge PC3のVモデル(左)とWモデル(右)。いずれもIntel Processor N97を搭載する

 一方で、ロジテックINAソリューションズは法人向けの各種タブレット端末を中心に展示していた。中でも注目を集めていたのが、タフネスさが売りのタブレット端末「ZEROSHOCK TABLET PRO」(LZ-WE10Hシリーズ)だ。

 本製品は−20度〜50度の環境で動作し、高さ150cmから落下しても機能を維持できる耐衝撃/耐環境性能を備える。手袋を装着した状態でもタッチ操作が可能で、水滴がついた画面でも専用ペンで入力できる。電源を入れたままバッテリーを交換する「ホットスワップ」にも対応している。

 ブース展示では、本製品を冷凍庫の中で動かすデモが行われており、−16度の庫内でも正常に稼働している様子が確認できた。

冷凍庫内
冷凍庫内でWindows 11が動作するZEROSHOCK TABLET PROのデモ

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