Gemini搭載PC「Googlebook」ついに予約開始へ/Anthropic CEOのAI開発減速提言:#1#週末の「気になるニュース」一気読み!(3/3 ページ)
うっかり見逃していたけれど、ちょっと気になる――そんなニュースを週末に“一気読み”する連載。今回は、9月13日週を中心に公開された主なニュースを一気にチェックしましょう!
Anthropicが「Claude」のチャット(Chat)と「Claude Cowork」を統合
Anthropicは9月16日(現地時間)、これまで別々に提供してきた「Claude Cowork」とチャットを1つのClaudeに統合すると発表した。ユーザーがタスクをどちらに投げるかを選ぶ必要がなくなり、簡単な質問でも、正午締め切りのレポート作成でも、Claudeが必要な作業を判断して進める。
統合の理由として同社が挙げているのは、CoworkとDesignが別のプロダクトだったため、どちらを使うか迷う上に、切り替えると文脈が失われるという利用者の不満だ。統合後はこれまでの機能をそのまま残しつつ、会話の途中で作業の種類が変わっても続けられるようにしたという。既存のCoworkユーザーのチャットやプロジェクト、アーティファクト、コネクター、スキルはそのまま引き継がれる。
同時に、「Claude Docs」と「Claude Slides」を公開した。会話の中で文書やプレゼン資料を作り、その場で編集したり、Claude上でそのまま発表したり、PowerPointやPDFとしてダウンロードしたりできる。
「Claude Design」も会話の中で使えるようになった。3つの機能は全て有料プラン向けのβ版として提供されている。
提供はWeb/デスクトップ/モバイルで、ProとMaxプランから数週間かけて順次展開する。TeamとFreeプランは追って対応し、Enterpriseは変更の30日以上前に管理者へ通知するとしている。
Googleが「Gemini 3.8 Live」と「Gemini 3.8 Live Extended Thinking」を発表
Googleは9月15日(現地時間)、リアルタイム対話のような遅延に敏感なタスクに最適化されたモデル「Gemini 3.8 Live」と「Gemini 3.8 Live Extended Thinking」を公開した。
2つをまとめて「Gemini 3.8 Audio」と呼び、いずれもGemini 3 Proをベースにしている。入力は音声/画像/動画/テキストで最大128Kトークン、出力は音声とテキストで最大64Kトークンだ。
3.8 Liveはスケールとコスト効率を重視したモデルで、会話中に97の対応言語を自動で検出して切り替える。カメラ映像などの視覚情報をほぼリアルタイムで処理し、会話を続けたまま裏でツールやAPIを実行する。
3.8 Live Extended Thinkingはより複雑なタスク向けで、推論と発話を同時に行う。複数ステップの作業では「確認します」といった一言を先に返し、進み具合をナレーションで案内する。
ベンチマークでは、3.8 Live Extended ThinkingがArtificial AnalysisのSpeech to Speech Quality Indexで82.6を記録して総合1位、τ-Voiceで68.6%、Sierraのτ-Voice-bankingで35.1%、Big Bench Audioで97.7%とGoogleは説明している。3.8 LiveはSpeech Agent Arenaで2位だという。生成した音声には全てSynthIDの透かしが入る。
提供先は、開発者向けにGemini APIとGoogle AI Studio、企業向けにGemini Enterprise(プライベートプレビュー)、一般向けにSearch LiveとGeminiアプリのGemini Live、Google Workspace(Docs、Gmail、Keep)のPro/Ultra契約者だ。Vertex AIでも利用できる。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
NVIDIAの超解像/フレーム補間技術「DLSS」を体感できるブースはここだ!
東京ゲームショウでは、PCゲームの出展も増えているが、グラフィックス面からそれを支えるNVIDIAは自ら出展せず“裏方”に回っている。そのコラボレーションブースを紹介しよう。
視界から脳みそを拡張する、全部入り「Rokid スマートAIグラス」を試す
普通に見える黒縁メガネに、スピーカー/カメラ/ディスプレイを備えた“全部載せ”スマートグラス「Rokid」を試す。リアルタイム翻訳やAI検索、ナビを視界で活用できる先進性と、実用面での特徴や課題を解説する。
「iPhone 18 Pro」は“カメラの原点”に回帰する――機械式絞りとAI時代の“真正性”証明技術に見た新生Appleの挑戦
Appleの新型「iPhone 18 Pro/Pro Max」は、一見すると前モデルから外観の変化が少ないように思える。しかし、その内部には機械式の可変絞りを備えたプロ仕様のカメラや、AI加工前提の時代に写真の“真正性”を担保する新技術など、革新的な進化が隠されていた。本機の実力をチェックした。
目玉は“可変絞り”だけではない――「iPhone 18 Pro」を先んじて使って分かったこと
先行レビュー用として、Appleから「iPhone 18 Pro」「iPhone 18 Pro Max」の貸出機が手元に届いた。実際に使ってみると、メインカメラの可変絞りよりも注目すべきポイントが複数あることが分かった。
MacBookに数枚の紙を挟んで持ち運んだだけで、ディスプレイが損傷した……? 薄い紙でも油断できない理由
ノートPCを持ち運ぶとき、ちょっとしたメモやプリントをキーボードの上に挟んでパタンと閉じていないだろうか。実はそれ、MacBookでは「絶対にやってはいけない禁忌」かもしれない。

