ファストフードのクーポン利用、ケータイが5割に
アイシェアがファストフードショップでのクーポン利用に関する意識調査の結果を発表。利用するクーポンは紙のクーポンが7割でトップとなったがケータイクーポンも5割と健闘している。
アイシェアは3月5日、ファストフードショップでのクーポン利用に関する意識調査の結果を発表した。調査は2月13日から同18日まで、同社が運営する無料メール転送サービスCLUB BBQの20代から40代を中心とする会員を対象に実施したもので、有効回答数は469人。
ファストフードショップでクーポンを使用したことがあると回答したユーザーは全体の63.3%となり、男女別に見ると、女性が66.7%で男性より6.2ポイント高かった。
利用するクーポンは「雑誌から切り抜いたものなど紙のクーポン」が全体の70.7%で最多となり、性別、年代を問わず1位だった。2位は50.2%の「ケータイクーポン」、3位は46.1%の「PCからプリントアウトしたクーポン」となり、どちらも紙のクーポンを20ポイント以上下回った。
クーポンを利用したことがあるという人に、ファストフードのクーポンを持っている場合に何を重視してメニューを選ぶかを聞いたところ、68.4%が「クーポンを見て、食べたいものがあればそれを選ぶ」と回答した。「クーポンがある中から選ぶ」という回答は21.9%で、「クーポンのあるなしに関係なく食べたいものを選ぶ」は9.8%と少数派だった。
ファストフードでクーポンを使用することについてどう思うかを聞くと、「お得でいいと思う」が59.1%で最多となった。「カッコ悪いと思う」は1.7%、「デートのときはカッコ悪いので使いたくない」は0.9%と少数にとどまっている。
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