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ケータイで3Dの仮想空間を楽しめる――「MocoTea」が無料トライアル開始
モコティが、携帯電話向けの3D仮想空間を利用したエンタテインメントサービス「MocoTea」の無料トライアルを開始。「遊び」「Webサービス」「3D仮想空間コミュニティ」を統合したサービスを目指す。
ジェミナイ・モバイル・テクノロジーズとヤマハミュージックメディアが携帯電話向けASP事業を手がける共同出資会社として設立したモコティが、携帯電話向けの3D仮想空間を利用したエンタテインメントサービス「MocoTea」の無料トライアルを開始した。
MocoTeaは、「遊び」「Webサービス」「3D仮想空間コミュニティ」を統合したサービス。架空の街でゲームや診断などを楽しむ中で、さまざまなWebサービスに慣れ親しめるようサポートし、サービスの種別を意識させることなく楽しめる世界の構築を目指す。
当初は、3G対応のソフトバンクモバイル端末の利用者向けに無料トライアルを提供し、順次対応キャリアを拡大する計画。年末までに100万登録を目指す。また、月額課金やコンテンツ課金など、複数の収益源確保への対応を進めるとともにプラットフォームをASP化し、利益分配を前提としたサードパーティへの提供も開始する予定としている。
なおモコティは、MocoTeaの提供と同時に、2択の質問への回答を重ねることで、利用者と世間の回答のズレ具合をチェックするサービス「Zulender」(ズレンダー)の提供も開始する。
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