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iPhone 3GでIPSecのリモートアクセス――ソフトバンクテレコムがサービス開始
ソフトバンクテレコムが、PCやiPhone 3Gから企業内業務アプリへのセキュアなアクセスを可能にするリモートアクセスサービスを提供。iPhoneの貸し出し込みの試用サービスも実施する。
ソフトバンクテレコムが、PCやiPhone 3Gから企業内業務アプリへのセキュアなアクセスを可能にするリモートアクセスサービス「ULTINA Security Platform セキュアリモートゲートウェイ」の提供を開始すると発表した。4月23日から申し込みを受け付ける。
このサービスは、PCに加えてモバイル端末からも、企業内の業務アプリにアクセスしたいというニーズの高まりを受けて提供するもの。iPhone 3Gを使ったIPSecによるリモートアクセスに対応し、PCを利用するのが難しい移動中などでも、企業内の情報にセキュアにアクセスできる。また、ソフトバンクテレコムのセキュリティプラットフォームサービス「ULTINA Security Platform」で提供するRADIUS認証サービスやPKI認証サービスとの連携が可能で、PCやiPhoneから接続する際の個人認証や端末認証機能も利用できる。
同社では、セキュアリモートゲートウェイについて1カ月間の試用サービスを用意。7月31日までに申し込むと、iPhone 3Gの貸与も含めたサービスを無料で試せる。
試用サービスで提供するのは(1)最大同時接続数10IDまでのセキュアリモートゲートウェイ(2)ソフトバンクテレコムが提供する回線サービス(3)iPhone 3G(1社3台まで)で、受付期間は4月23日から月31日まで。
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