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Androidに対応した携帯電話アプリケーション開発パッケージ「MtLib」
マイティークラフトは、同社の携帯電話アプリケーション開発パッケージ「MtLib」がGoogleのケータイプラットフォーム「Android」に対応したことを発表した。国内キャリア向けアプリを、Android向けに移植することもできる。
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コネクトテクノロジーズ子会社のマイティークラフトは4月28日、Androidに対応した携帯電話アプリケーション開発向けミドルウェアパッケージ「MtLib」(エムティーリブ)を発売した。
MtLibは、国内主要キャリアの携帯電話アプリケーションプラットフォームに対応した開発ミドルウェア。開発環境とミドルウェアライブラリ、各種携帯電話用のプロファイルデータベースから構成されている。200タイトル以上のゲームなど、さまざまなアプリケーションの開発に使われているという。
今回Androidに対応したことで、Androidケータイ向けアプリの開発や、従来の携帯プラットフォームからの移植などがスムーズに行えるようになった。MtLibの価格は、1年間の技術サポートと端末プロファイル更新込みで400万円。2年目以降の保守料金は40万円となっている。
なおAndroid対応のMtLibは、5月13日〜15日まで東京ビッグサイトで行われる「第18回ソフトウェア開発環境展」のマイティークラフトブースに出展される。
名称 | 「MtLib」(エムティーリブ) |
---|---|
価格 | 400万円(1年間の技術サポート、端末プロファイル更新込み)、2年目以降の年間サポート保守料は40万円 |
動作環境 | Microsoft Windows 2000/XP/Vista |
対応携帯アプリケーション環境 | NTTドコモ:Doja/Star、au:BREW/OpenJava、ソフトバンクモバイル:MIDP、Google:Android |
製品構成 | ミドルウェアライブラリ、Eclipse プラグイン、端末プロファイル、マニュアル |
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Android | アプリケーション開発 | 携帯電話 | Androidケータイ | iアプリ | BREW | Eclipse | ミドルウェア | モバイルアプリケーション | SDK
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