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多品種、小ロットのカスタマイズケータイを実現――アクロディアら4社がプラットフォーム開発
アクロディア、エヌアイデイ、レジェンド・アプリケーションズ、アイエスピーの4社が、携帯電話の機能とデザインを容易にカスタマイズできるプラットフォームを共同開発することで合意。試作版を組込みシステム開発技術展で披露する。
アクロディア、エヌアイデイ、レジェンド・アプリケーションズ、アイエスピーの4社は5月12日、携帯電話の機能とデザインを容易にカスタマイズできるプラットフォームを共同開発することで合意したことを明らかにした。すでに試作版が完成しており、4社は5月13日から東京ビッグサイトで開催される「第12回 組込みシステム開発技術展」のエヌアイデイブースで披露する。
4社が開発を進めるプラットフォームは、携帯電話のデザインに加え、機能も容易にカスタマイズできるようにするもの。同プラットフォームを利用することで、多品種小ロットのカスタマイズ携帯も実現できるとし、小規模MVNO向けの端末や企業の業務システムに合わせた法人用端末などの開発についてもハードルを下げられるという。
カスタマイズに対応する端末のアプリケーション部分は、Ajaxなど汎用的な技術で開発できることから、一般のSIerやサービスを提供する企業が開発手がけることも可能だという。
4社は今後、各社の強みを生かして同プラットフォームの開発を進め、商用化を目指すとしている。
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