ニュース
ソフトフロント、ドコモの携帯向けサラウンド音声伝送技術の開発に協力
ソフトフロントが、多人数で臨場感ある通話を可能にするドコモの携帯向け技術の開発に協力したと発表。Interop Tokyo 2009で提供した技術を披露する。
ソフトフロントは6月8日、NTTドコモの携帯電話向けサラウンド音声伝送技術について開発協力を行ったことを発表した。
同技術により、複数人が同時に通話する際にも自然な通話環境を実現できるといい、ビジネスシーンでの多地点電話会議やモバイル環境での遠隔教育、オンラインゲームなどでも、より一体感のあるコミュニケーションが期待できるという。
ソフトフロントは、複数人の音声が多重化されたストリームをパケット交換方式により携帯端末に配信する部分の開発で協力。ソフトフロントのRTP制御音声ストリームライブラリおよびSIPミドルウェアを提供している。
ソフトフロントは、6月10日から幕張メッセで開催される「Interop Tokyo 2009」で、RTP制御音声ストリームエンジンを展示する予定としている。
関連記事
- 多人数で臨場感ある通話が可能に――ドコモ、新たな音声伝送技術を開発
NTTドコモは、複数のユーザーの音声をリアルコミュニケーションに近い音質で再生する、サラウンド音声伝送技術を開発した。同技術を使った具体的なサービスなどは未定。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.