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日本エリクソン、LTE/SAEのトレーニング・カリキュラムを開始
日本エリクソンが、LTE/SAEのトレーニング・カリキュラムを提供。移動体通信分野でビジネスを行う人材全般を対象に、LTE/SAEの技術理論を学習する機会を提供する。
日本エリクソンは7月から、次世代移動体通信規格のLTE(Long Term Evolution)/SAE(Service Architecture Evolution)に関するトレーニング・カリキュラムを提供すると発表した。
このトレーニングは、営業職やマネジメント職、技術者、無線の専門家など、移動体通信分野でビジネスを行う人材全般を対象に、LTE/SAEの技術理論を学習する機会を提供するもの。カリキュラムには入門コース、初級コース、中級コースの3種類があり、それぞれのコースに1名から受講できる「オープンコース」、特定の企業用にカスタマイズして提供する「お客様専用コース」がある。
お客様専用コースの場合、年間を通しての定期開催や、新人教育プログラムなどに組み込むことも可能。時間や場所を選ばず受講できるe-ラーニング形式の講座も用意する。
オープンコースの受講料は、入門コースが3万1500円、初級コースが5万2500円、中級コースが9万4500円。
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