ケータイ向けキャンペーンサイト、アクセスの実態は
MMD研究所が、携帯向けキャンペーンサイトへのアクセス実態に関する調査結果を発表。携帯広告からアクセスしたことのあるサイトのジャンルはゲームがトップとなり、テレビを見て携帯サイトにアクセスしたことがあるという回答は役7割に達した。
MMD研究所は7月24日、「携帯キャンペーンサイトへのアクセスに関する実態調査」の結果を発表した。調査は7月10日から同13日まで、ビジュアルワークスが運営する「フォレストページ」など、合計10社、携帯10サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は3103人。
携帯サイトの広告からアクセスしたことのあるジャンルを聞いたところ、「携帯ゲームサイト」が72.6%で最多となり、以下、「電子書籍、電子コミックのサイト」が59.0%、「デコメサイト」が37.1%、「音楽アーティストのキャンペーンサイト」が34.6%、「映画のキャンペーンサイト」が30.8%、「ファッション関連のショッピングサイト」が22.7%と並んだ。広告からのアクセス経験がないと回答したユーザーを除くと、、9割以上が何らかのサービスサイトにアクセスした経験を持っていることが分かった。
雑誌やポスターなどのQRコードから携帯サイトにアクセスした経験について聞くと、「たまにある」が65.1%、「よくある」が19.4%となり、合計すると8割以上のユーザーが、雑誌・ポスターなどのQRコードから携帯サイトにアクセス経験があることが分かった。
テレビCMやテレビ番組などを見て携帯サイトにアクセスしたことが「たまにある」ユーザーは59.9%、「よくある」ユーザーは9.8%。合わせて7割近いユーザーが、テレビCMやテレビ番組などを見たことがきっかけとなり、携帯サイトにアクセスした経験があることが分かった。
関連記事
- 調査リポート記事一覧
- 携帯向け電子チラシサイト、利用率は3割弱
medibaが、電子チラシに関する調査の結果を発表。携帯電話向け電子チラシサイトの認知率は約4割で、利用しているという回答は3割弱となった。満足度の高いコンテンツはトップがレシピ情報で、特売情報がこれに続いた。 - おサイフケータイを使う場所、コンビニがトップに
NTTドコモがサービス開始から5周年を迎えた「おサイフケータイ」に関する調査リポートを発表。おサイフケータイの利用経験者は3割弱で、利用する場所はコンビニがトップとなった。 - “テレビ離れ”時代の携帯eマーケティングによる革新──マクドナルドの「かざすクーポン」
マクドナルドとThe JVが導入する「かざすクーポン」は、消費者のテレビ離れをにらんだおサイフケータイを活用するeマーケティングだ。将来的にはユーザー毎に異なるクーポンの配信なども視野に入れる。 - ワンセグ+ケータイで新たなビジネスモデルを――ドコモと東海ブロック局の取り組み
ドコモが東海地区で、ワンセグを利用したトルカの配信キャンペーンを展開している。ケータイクーポンを放送波に乗せるという新しい取り組みを、なぜ地域限定で行っているのか。担当者に聞いた。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.