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フロントメディア、携帯動画の流通プラットフォームをCP向けに開放
携帯サイトへの動画コンテンツ展開を手軽に――。フロントメディアが、高画質で長尺な1500超の動画タイトルを配信するプラットフォームをコンテンツプロバイダに開放する。
フロントメディアは8月5日、同社の携帯向け動画流通プラットフォーム「QTVプラットフォーム」を、コンテンツプロバイダ向けに開放すると発表した。
QTVプラットフォームは、高画質で長尺な1500超の動画タイトルを配信するプラットフォーム。コンテンツプロバイダは同プラットフォームを導入することで、動画配信システムの構築やライセンス処理、エンコードやページ作成といった手間をかけることなく、自社が運営するサイトで動画コンテンツを展開できるようになる。
プラットフォームの対応キャリアは、当初はドコモとソフトバンクモバイルの2キャリアとなる。コンテンツプロバイダの初期費用はベーシックな型では無料とし、レベニューシェアモデルでビジネスを展開する。
同プラットフォームは、CCCが提供する「TSUTAYAプレミア」への採用実績があり、フロントメディアでは年内に10サイト以上の導入を見込んでいる。
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