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複数アドネットワークの広告をiPhoneアプリごとに最適化――ノボットの「アドメーカー」
ノボットが8月下旬から、複数のアドネットワークの広告表示を各iPhoneのアプリごとに最適化するサービス「アドメーカー」を提供する。
ノボットは8月7日、広告表示をiPhoneの各アプリごとに最適化するサービス「アドメーカー」を、8月下旬に開始すると発表した。
アドメーカーは、アプリケーションの内容や表示される広告表示回数、クリック回数などの「トラフィックデータ」、アプリケーションの「ユーザーデータ」、掲載する「広告のコンテンツ内容」を解析しマッチングすることで、自動的に切り替わる複数アドネットワークの広告表示を、アプリケーションごとに最適化するサービス。
ユーザーがアプリケーションをダウンロードしたあとでも、アップルの審査やユーザーのアップデートの必要なしに広告スペースの表示内容を変更でき、各アドネットワークからの広告成果の一覧/比較にも対応。広告スペースには地図へのリンクや新たなアプリの紹介など、さまざまな情報を表示できる。
現在、β版として一部のアドネットワークやアプリ開発者向けに評価用サービスを提供しており、製品版のリリースは8月下旬から9月中旬を予定。また、セプテーニ・クロスゲートが提供する総合アドマーケットプレイス「xmax」のiPhoneアプリ向け広告配信の開始に合わせてxmaxにも対応させるとしている。
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