よく遊ぶ携帯ゲームの1位「脳トレ系」
MMD研究所が携帯ゲームの利用動向調査の結果を発表。脳トレ系ゲームの人気の高さや、モバイルSNSが提供する携帯ゲームが広がりが明らかになった。
MMD研究所は9月8日、「携帯ゲームに関する利用動向調査−第3回−」の結果を発表した。調査は8月21〜24日まで、協賛モバイルメディア9サイトの協力を受けて実施したもので、有効回答数は2010人。
同調査によれば、携帯ゲーム利用者がよく利用する携帯ゲームのジャンルは、「脳を鍛える系のパズルゲーム」が39.8%で最多となり、次いで「トランプ・麻雀等のテーブルゲーム」が35.7%、「ロールプレイングゲーム」が34.9%となった。
なお、2008年8月にMMD研究所が実施した同様の調査と比較すると、10代の「恋愛シミュレーションゲーム」利用率が20.8%から39.5%にまで伸びている。若い年代では、「恋愛シミュレーションゲーム」の人気が広く浸透しているようだ。
よく利用する携帯ゲームサイトを聞くと、男性では「モバゲー」が35.6%で最多。これに「GREE」が31.9%、「mixi」が17.6%と続いた。女性では「GREE」が39.3%、「モバゲー」が38.7%、「mixi」が22.2%という結果が得られた。順位には男女差があるものの、ともに携帯ゲームポータルサイトよりも、SNSの携帯ゲームを利用しているユーザーが圧倒的に多いことになる。
携帯ゲーム利用者に、携帯ゲームのプレイ頻度を調査したところ、男性では「ごくたまに」が38.8%と最も多く、以下「ほぼ毎日」が31.9%、「3日に1回程度」が16.5%と並んだ。女性では「ごくたまに」が49.1%、「ほぼ毎日」が27.1%、「3日に1回程度」が13%となっている。携帯ゲームのプレイ頻度については、男女ともに、ほぼ毎日利用するヘビーユーザーと、ごくたまに利用するライトユーザーに二極化する傾向が見られる。
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