調査リポート
これからの人気端末、約半数が“スライドモデル”:調査リポート
オリコンDDが、携帯電話の形状に関する意識調査の結果を発表。利用しているケータイについては約8割が折りたたみと回答しているが、今後、人気が高まりそうな端末については「スライド式」がトップとなった。
オリコンDDは10月15日、携帯電話の形状に関する意識調査の結果を発表した。
同調査で、現在使用している形態電話の形状について聞いたところ、「折りたたみ」が79.6%で最多となり、これに「スライド式」が15.8%、「ストレート」が3.8%で続いた。
今後、人気が高まりそうだと思う携帯の形状を聞くと、「スライド式」という回答が48.8%で最多となり、以下「折りたたみ」が34.0%、「ストレート」が17.3%と並んだ。スライド式を選んだ理由の中で、男女ともに多かったのは「片手操作で楽」という意見で、女性では「カッコいいし、スマートだから」という声も多かった。そのほかスライド式は「瞬間的にメールが打てるから」といった機能面を支持する声もあり、実際に利用者が増えているという意見も見られた。
しかし、スライド式携帯電話については、液晶画面の汚れやキズ、「ポケットの中で電源が勝手に切れていたり、知らないうちにカメラが起動」するなどの欠点を指摘する声もあり、今後のシェア拡大には、こうした欠点の克服が課題となりそうだ。
調査は9月10日から同15日まで、全国の10代、20代、30代の男女それぞれ200人、合計1200人に対して実施した。
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