アイリッジは2月1日、iコンシェル配信ASP「pop info」が、オートGPS機能に対応したことを発表した。
iコンシェルはドコモが同社の携帯電話向けに提供する行動支援サービスで、2009年冬春モデルから位置情報と連携した「オートGPS」機能が追加された。
iコンシェル配信ASPのpop infoがオートGPS機能に対応することで、サービス提供者があらかじめ設定したエリア内にユーザーが入ってきた際に、携帯電話の待受画面上に情報をプッシュ配信することが可能になった。pop infoはユーザー属性などに応じた配信対象の絞り込みに対応しており、ターゲットユーザーのみに位置情報と連携した情報を配信できる。なお、同ASPサービスは、公式サイト/般サイトを問わず利用可能だ。
また同社は、楽天が運営するインターネットショピングモールの「楽天市場」に対し、pop infoの提供を開始したことを発表した。今回提供したのは、携帯電話の待ち受け画面上にポップアップで情報配信するインフォメーション配信ASP機能で、楽天市場はキャンペーン情報やオススメ商品情報などを配信する。
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