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高速モバイル通信で外国人旅行者をサポート――ウィルコムが実証実験
高速モバイル通信で、外国人の京都旅行をサポート――。ウィルコムが京都で、多言語音声翻訳システムの実証実験を実施する。
ウィルコムは2月、京都産業21や関係企業・団体と共同で、WILLCOM CORE XGPを活用した外国人向け観光サービスの実証実験を実施する。
外国人観光客向けのガイドシステムと多言語音声翻訳システムについての実験を、京都府の東映太秦映画村で行うもので、旅行者と映画村外国人相談センター間を上り/下り最大20Mbpsの高速通信が可能なWILLCOM CORE XGPでつなぎ、さまざまな双方向観光サービスを提供する。
外国人観光客は実験で、小型マイクとWebカメラ付きヘッドマウントディスプレイを装着し、東映太秦映画村を観光。観光客が見ている風景の映像や声は、WILLCOM CORE XGPを装着したノートPC経由で映画村外国人相談センターに送信される。相談センターでは、観光客が見ているものに関する情報をリアルタイムでヘッドマウントディスプレイに送ったり、質問に音声(英語/中国語/韓国語)で答えたりすることで観光をサポートする。
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