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日立製作所、KDDIからCDMA2000方式のフェムトセルシステムを受注
日立製作所はKDDIから、CDMA2000方式の携帯電話サービス向けフェムトセルシステムを受注した。
日立製作所は2月2日、CDMA2000方式の携帯電話サービス向けフェムトセルシステムをKDDIから受注したと発表した。
同社が受注したフェムトセルシステムは、ユーザー宅に設置するCDMA2000 1x(音声サービスの)とCDMA2000 1x EV-DO(高速データ通信サービス)を同時に提供可能なフェムトセル基地局、局舎側に設置する音声サービス向け呼処理サーバ、ネットワークゲートウェイ装置、それらを管理するためのシステム管理サーバで構成される。
音声サービスと高速データ通信サービスの同時提供を可能にするフェムトセル基地局の開発については、米エアヴァーナのフェムトセルシステム「HubBub CDMAFemtocell」を用いて、同社と共同開発を行った。
フェムトセルサービスについては、KDDIが3月から「auフェムトセル」としてトライアルを実施し、今夏をめどに本格的商用サービスを実施する予定としている。
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