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小学館が「少年サンデー for iPhone」を配信 iPad用アプリも準備中
小学館が、「うる星やつら」など少年サンデーの代表作品を配信するiPhoneアプリ「少年サンデー for iPhone」を公開。アプリは無料で、作品はアプリ内課金を使って1巻450円で販売。iPadアプリも準備中としている。
小学館は6月16日、漫画雑誌「週刊少年サンデー」の作品を配信するiPhoneアプリ「少年サンデー for iPhone」をApp Storeに公開した。アプリは無料で、作品はアプリ内課金を使って1巻450円で販売する。アプリの電子書籍ビュワーはデジタルカタパルトが開発した。
配信第1弾として、「うる星やつら」(高橋留美子)や「うしおととら」(藤田和日郎)、「名探偵コナン」(青山剛昌)、「MAJOR」(満田拓也)の4タイトルをラインアップ。それぞれ1〜5巻を発売し、毎週2巻ずつ追加する。
作品のデータはiTunesと同期してもバックアップされず、アプリを削除したりiPhoneを買い換えた場合は、作品を再度ダウンロードする必要がある。再ダウンロードに料金は発生しない。
iPad版アプリ「少年サンデー for iPad」も近日中に公開される見込み。一度購入した作品は、iPhoneとiPadの両方で閲覧できるという。
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