ニュース
Android端末を企業の内線電話に 「uniConnectダイヤラー」
iPhoneを企業の内線電話として利用可能にするuniConnectが、Android端末に対応した。
エス・アンド・アイは7月28日、Android端末で利用可能な企業向け発信専用ダイヤラー「uniConnect for Android」を、8月1日に提供開始すると発表した。
uniConnectは、iPhoneを企業の内線電話として利用するため、同社が2009年に開発した発信専用ダイヤラー。米コミュニゲート・システムズのSIPサーバ「CommuniGate Pro」を経由して、スマートフォンから会社の電話番号による発着信を可能にする。同ダイヤラーを使用することで、オフィスでも外出先でも、企業が契約している固定電話回線を経由して電話をかけられる。
Androidに対応したことで、スマートフォンの選択肢が広がり、ドコモやauのAndroid端末も内線電話として利用できるようになる。
uniConnectを通じて、企業が契約している電話回線をスマートフォンから利用するには、コミュニゲート・システムズのCommuniGate Proとの連携が必要。アンドロイド版のuniConnectダイヤラーはAndroid 1.6、2.1に対応し、8月1日からエス・アンド・アイのWebサイトから無料でダウンロードできる。なお、利用にあたっては、エス・アンド・アイからアクティベーションキーを入手する必要がある。
関連記事
- ドコモ、Androidスマートフォン「Xperia」を発表
NTTドコモとソニー・エリクソンが1月21日、Androidスマートフォン「Xperia」を発表した。 - ソフトバンク、Android 2.1搭載の「HTC Desire」を4月下旬に発売
ソフトバンクモバイルからHTC製のAndroid端末「HTC Desire」が発売される。同モデルはAndroid OSの最新バージョンを採用し、マルチタッチやGoogle Earthの音声検索、HTML5などに対応する。 - 5インチ液晶搭載のシャープ製Android“スマートブック”――「IS01」
au初のAndroid端末として登場するのが、シャープ製の「IS01」だ。5インチの大型液晶やQWERTYキーボードを搭載し、ノートPCのように利用できる操作性を目指した。「au one ナビウォーク」や「セカイカメラ」など、auならではのAndroidアプリにも対応している。 - 業務端末としてAndroidケータイを――KDDI、管理ソリューションを開発中
KDDIがAndroidケータイを業務で活用するためのソリューションを開発。端末の運用管理管をサポートする技術や任意のアプリのみをインストールするための技術を提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.