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Nokia、Microsoftと提携 Windows Phoneをスマートフォンに採用
NokiaはMicrosoftのWindows Phoneを主要なスマートフォンプラットフォームとして採用し、Bing検索エンジンを自社製品に搭載する。
NokiaとMicrosoftは2月11日、モバイル分野における戦略的提携を発表した。
提携の下、Nokiaは主要なスマートフォンプラットフォームとしてWindows Phoneを採用するとしている。また同社はMicrosoftの検索エンジンBingを自社のデバイスやサービスに採用する。このほか共同マーケティングや開発ロードマップ共有などの協力も行う。
NokiaはこれまでSymbianを採用してきたが、Symbianは「フランチャイズプラットフォーム」とし、「2億人のSymbianユーザーインストールベースを維持し移行」する意向だ。モバイルLinux「MeeGo」はオープンソースOSプロジェクトとし、次世代デバイスを長期的に模索することに重点を置くという。同社は年内にMeeGo関連の製品を出荷する計画だとしている。
両社は2009年に、Nokiaの携帯電話に「Office Mobile」などMicrosoftのアプリケーションを移植するため提携している。またNokiaのスティーブン・エロップCEOはMicrosoftの元幹部。
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