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マカフィー、スマホ対応の企業向けセキュリティ管理ツールを発売
マカフィーが、同社初の企業向けモバイル端末管理ソリューションを4月1日から提供。iOS、Android、Web OS、 Windows Mobileに対応する。
マカフィーは、同社初の企業向けモバイル端末管理ソリューション「McAfee Enterprise Mobility Management(以下EMM)」を4月1日から提供すると発表した。
EMMプラットフォームは、2010年に同社が買収したTrust Digitalのプラットフォームをベースにしたソリューション。iOS、Android、Web OS、 Windows Mobile、Symbianなど、携帯電話向けOSに幅広く対応し、メールの保護、セキュリティポリシーの作成と配布、機器証明書の配布、デバイスの状態監視、ユーザーと組織のコンプライアンス対応などを行うツールや機能を搭載している。
また、企業のネットワークに接続する前に危険なモバイル端末をブロックすることで、社内のアプリケーションサーバを保護する仕組みも用意。モバイル端末を企業のセキュリティポリシーに従って設定し、Wi-Fi、VPN、メールの同期を自動的に構成して接続する。
セキュリティマネジメントコンソール「McAfee ePolicy Orchestrator」とプラットフォームが統合されているため、エンドポイント、ネットワーク、データセキュリティ製品との統合管理にも対応する。
マカフィーはEMMを、1ライセンス9303円から1万8606円までの価格で提供する。
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