シーイーシー、Android端末専門の検証センターを開設――国内と北京に
シーイーシーが、Android専門の検証センターをオープン。検証サービスとサポートサービスを提供し、今秋にはマネジメントサービスの提供も予定している。
シーイーシーは、川崎市の同社宮崎台システムラボラトリ内に、Android専門の検証センターをオープンした。6月1日には、中国・北京にも同様のAndroid検証センターを開設する予定としている。
検証センターでは、検証サービスとサポートサービスを提供し、今秋にはマネジメントサービスの提供も予定している。
検証サービスはメーカーを対象に、各種組み込み機能の動作テストやプリインストールされるアプリケーションの動作確認テストなどを提供する「Androidプラットフォーム検証サービス」、通信キャリアを対象に、アプリケーションの受入れ検査サービスを代行する「Androidユーザー観点検証サービス」、サードパーティ製アプリケーションの不正チェックやウイルスチェック、互換性検証を代行する「Androidサードパーティアプリ検証サービス」などを用意する。
サポートサービスはメーカーやアプリ開発ベンダーを対象に、設計、製造工程を効率化させる検証ツールやサービスを提供する「Android設計・製造サポートサービス」、アプリケーションの脆弱性診断や不具合の検査性能診断など、テスト工程の効率化させる検証ツールやサービスを提供する「Androidテストサポートサービス」をラインアップする。
マネジメントサービスでは、緊急時の端末ロックやデータ削除、セキュリティチェックやアプリケーション配信サービスの提供などを開始する予定。さらに中国を手始めに、海外に生産拠点を持つ顧客に対応した検証サービスもあわせて提供する。
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