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業務用のスマートフォンを遠隔管理――ドコモが管理ツール提供
スマートフォンの紛失/盗難時に、遠隔操作で端末ロックやデータ消去を――。NTTドコモが業務用スマートフォンを遠隔から管理するためのツールを提供する。
NTTドコモは4月25日から、業務用スマートフォンの設定や制御を遠隔から行えるようにするツール「スマートフォン遠隔制御サービス」を提供する。
スマートフォンの盗難、紛失時に、企業の端末管理者がWebサイトから端末にロックをかけたり、データを消去したりできるようにするツール。セキュリティ機能に加え、アプリやカメラの利用を制限する不正利用の防止機能や、ファイルの一斉配信機能、各端末にインストールされているアプリの情報を取得する機能、発信席制限機能、利用制限の一括設定機能を用意した。
利用料金は、月額利用料が1IDあたり315円、各種制御機能は従量制で、1制御(1台1回の指示)3.15円。対応機種は「GALAXY S」「GALAXY Tab」「Xperia」「dynapocket T-01B」「DT-5300」。サービスの利用にあたっては、端末側にアプリをインストールする必要がある。
なお、4月25日から8月31日まで「スマートフォン遠隔制御サービススタートキャンペーン」を実施しており、期間中に申し込むと、9月30日まで月額利用料と従量料金を無料で利用できる。
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スマートフォン | 管理者 | Galaxy S | NTTドコモ | GALAXY Tab | セキュリティ | dynapocket T-01B | Xperia(SO-01B) | MDM
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