ニュース
スマホやPCが“どこでも内線・外線”になるIP電話サービス「BeePo」
ネオシードは、会社/自宅/出先など場所を選ばず外線連携の内線電話網が構築できるASP型のIP電話/PBXサービス「BeePo(ビーポ)」を提供開始した。
ネオシードは8月4日、インターネット上にPBXを設置するIP電話サービス「BeePo(ビーポ)」の提供を開始した。IP電話、スマートフォン、PCが同サービスに対応。自宅や屋外でも内線電話機として利用できるようになる。外線にも対応し、一斉呼び出しや、他の内線への転送などができる。内線同士の通話は無料。
利用料金は、初期費用が2万6250円、基本料金が月額7350円(10台)。同サービスは、フュージョン・コミュニケーションズのIP電話サービス「FUSION IP-Phone」を利用しており、同サービスの初期費用525円、月額費用399円などが別途発生する。
BeePoは、FUSION IP-PhoneとオープンソースのPBXソフトウェア「Asterisk(アスタリスク)」を組み合わせたIP電話サービス。ASP型のサービスとして提供し、高価なPBX交換機を導入する必要がない。さらに、インターネット回線を通じて会社/自宅/出先など場所を選ばずに外線連携の内線電話網を構築できる。
内線増減/グルーピング/呼び出し設定/発信設定/転送設定といった各種設定は、ユーザー自身がWeb画面から簡単に操作できる。
通話料金は、固定電話が3分あたり8.4円、携帯電話が1分あたり16.695円、内線(FUSION IP-Phone)同士は無料。
BeePoの主な機能
- 無料内線通話
- 外線着信時の一斉呼び出し
- 他の内線端末への取り次ぎ
- 内線端末のグループ化(グループ単位の一斉呼び出し、仮想的な内線番号の割り当て)
- 外線発信(代表番号を発信者番号として通知可能)
- 追加050番号(ダイヤルインにも対応)
関連記事
- Android端末が保留・転送できる内線電話に——ソフトフロントの「SF Excellent VoIP」
ソフトフロントが、Android端末を保留・転送機能付きの内線電話として利用可能にするVoIPアプリケーションをリリースする。 - ソフィアモバイル、スマートフォンを使ったモバイルIP電話「エスモビ」で携帯電話事業に参入
ソフィアモバイルは、ドコモのFOMA回線とフュージョンのIP電話、中HuaweiのAndroidスマートフォンを組み合わせたモバイルIPでんわサービス「エスモビ」を7月下旬に開始する。中核となるSIPサーバとIP電話アプリは独自開発したもので、低コストかつ高品質なのが特徴だ。 - iPhoneでお得に通話——NTTコムがスマホ向けIP電話アプリ発表
NTTコミュニケーションズがiPhoneで050IP電話が使える専用アプリを提供。アプリ同士や提携050IP電話となら通話が無料に。他のスマートフォンやPCに向けても順次サービスを拡大する。 - クラウド型IP電話の一部サービスを初期費用無料で——「BIZTEL」
リンクは、iPhoneやau携帯をビジネスフォンとして利用可能にするクラウド型IP電話の一部サービスについて、初期費用無料で提供する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.