ニュース
著作権コンテンツの流出を防ぐスマホ向けブラウザアプリ「SSGS」
スクリーンキャプチャやコピー&ペーストを禁止することで、著作権コンテンツの流出を阻止するスマホ向けブラウザアプリ「SSGS」が登場。Android版が先行リリースされる。
宝島ワンダーネットとコネクトワンは9月1日から、スクリーンキャプチャ防止機能を備えるスマートフォン向けブラウザアプリ「SSGS」の提供を開始する。
SSGSは著作権や肖像権が発生するコンテンツを保護するため、スクリーンキャプチャやクリップボードへの保存、キャッシュの保存を無効化。これにより、コンテンツを画像化してのメール送信や、ドキュメントへのコピー&ペーストなどを阻止できる。USB接続も検知されるため、PCへの接続による操作も防ぐことが可能。企業は自社コンテンツを配信する際の専用ブラウザとしてSSGSを指定することで、コンテンツの流出を防げる。
SSGSはiOS版とAndroid版をラインアップしており、Android版を先行してリリース。iOS版は今秋のリリースを予定している。
利用料金は管理費用が月額5万円からで、トランザクション手数料が1件あたり10円。初期導入費用とカスタマイズ費用などは別途必要となる。
SSGSの技術はコネクトワンが開発したもので、宝島ワンダーネットはサーバ運用/保守および営業を独占的に行う。初年度は、クライアント50社の獲得と売上1億円を目指すとしている。
関連記事
- Android端末から社内システムへの接続をセキュアに――ConnectONE、接続アプリ提供
コネクトワンは、端末ID認証やデータ保存禁止機能を備えたAndroid向けConnectONEサーバ接続専用アプリ「ConnectONE Browser」の配信を開始した。 - iOS/Android端末のセキュリティポリシーを一括管理 「ConnectONE Device Manager」
コネクトワンは、社内システムへの接続ゲートウェイサーバ「ConnectONE」向けにiOS/Android端末のセキュリティポリシーを一括管理できるオプション機能「ConnectONE iOS Device Manager」「ConnectONE Android Device Manager」を3月末に提供する。 - セキュアに使えるモバイル導入を支援 「コムチュア・コラボ:ConnectONE」
コムチュアは、オープンソース・ミドルウェア「ConnectONE」のトータルソリューションサービス「コムチュア・コラボ:ConnectONE」の提供を開始した。 - iPhone/Androidのビジネス向けクラウドサービス紹介セミナー
クラウドテクノロジーズなど3社が、スマートフォンやタブレット端末向けの法人向クラウドサービスを導入事例を交えて紹介する無料セミナーを開催する。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.