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ドコモ、法人営業分野でVodafoneグループと提携――多国籍企業を支援
提携によりドコモは、英Vodafoneグループの通信キャリアとともに、国をまたいだソリューションを一元的に提供可能になる。
NTTドコモは12月1日をめどに、英Vodafoneグループ(以下、Vodafone)と法人営業分野で事業提携すると発表した。世界各地で事業を展開する通信キャリアと提携することで、国をまたいだソリューションサービスの提供を目指す。
Vodafoneは、世界30カ国以上の通信キャリアと資本提携し、事業を展開している大手通信キャリア。2001年にはJ-フォンを傘下に収め、ソフトバンクが買収する2006年まで日本で通信事業を展開していたことでも知られる。
今回の提携により、ドコモはVodafoneの通信キャリア各社と、多国籍企業が国をまたいだ形で利用するソリューションやサービスを提供できるようになる。
なおVodafoneは、アジア圏の通信キャリアで構成される「コネクサス・モバイル・アライアンス」の加盟キャリア各社との提携も進めるなど、モバイル分野の戦略パートナーシップの拡大に注力しているという。
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