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富士通、LTEフェムトセルを開発 事業者向けに販売開始
富士通は、LTEの屋内小型基地局として利用できる「BroadOne LTEフェムトセル」の販売を、通信事業者向けに開始した。
富士通は1月6日、LTEに対応した屋内小型基地局「BroadOne LTE (ブロードワン エルティーイー)フェムトセル」の販売を通信キャリア向けに開始した。屋外大型基地局とフェムトセルとの電波干渉を低減する独自の干渉制御技術を採用する。出荷は2012年度第2四半期から。2015年度末までに100万台の販売を目指す。
ブロードバンド回線に接続することで、初期設定の必要なく簡単にLTE基地局として機能する。最大8台までの接続が可能。Wi-FiとLTEの切り替え機能も備えた。フェムトセル本体の干渉制御技術により、通信事業者は屋外マクロ基地局への設定作業を行うことなくフェムトセルを設置できる。
同製品はグローバル市場で販売を行う。「2012 International CES」および「Mobile World Congress 2012」に製品を出展する。
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