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KDDI、モバイルNFCサービスを商用化――1月下旬から順次提供

KDDIがNFC対応の新モデル「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」を投入。1月下旬から順次、対応サービスを提供する。

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 KDDIは1月下旬から順次、モバイルNFC(TypeA/B)サービスを提供すると発表した。対応端末として1月20日から、Samsung製の「GALAXY SII WiMAX ISW11SC」を投入。対応サービスやアプリにアクセスするための専用ポータルサイトも用意する。

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ホーム画面上にポータルサイトへの導線を用意(画面=左)。NFCタグリーダーライターアプリを利用して情報の取得や交換が可能だ(画面=右)

 NFCは、TypeA/BとFeliCaに対応する国際標準の近接型無線通信方式。NFC端末では、電子マネーやクレジットなどの決済機能、クーポンや会員証として利用できるカード機能、NFCタグに端末をかざすことで情報を取得するリーダー機能、NFC携帯電話同士をかざすことで情報交換するPeer to Peer機能などを活用したサービスを利用できる。また、国内だけでなく、海外で展開されるサービスも利用できるようになるのも特徴の1つだ。

 KDDIは、通信キャリア各社がモバイル非接触ICサービスの普及/拡大を目指して共同設立したモバイル非接触ICサービス普及協議会と連携しながら、モバイルNFCサービスの提供に向けた環境作りを進める方針。今春以降、日本航空のモバイルチケットサービスや、セブン・カードサービスの電子マネー決済サービス、オリエントコーポレーションやクレディセゾン、ジャックスのクレジットサービス、カルチュア・コンビニエンス・クラブやビックカメラの会員証/ポイントサービスなどを提供する予定としている。

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NFC対応のリーダーライター端末

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