丸みを帯びたリアのスタイリングはプジョーらしい個性を感じさせるが、やや過剰にも見えるボリューム感が、未来的な印象を残す。ブーメラン型のテールランプは、デザイナーもこだわったディテールだというが、どこかロボットのようなユニークな愛着をそそる。
さらにユニークなのがコックピットで、計器類にもデザイナーのこだわりがある。
「航空機のコックピットをイメージしてデザインしました。ズラっと並ぶトグルスイッチは、航空機のスイッチ類にインスピレーションを得たんです」とはPSAプジョー・デザインセンターのデザイナー、クリスチャン・グディマ氏。
ドライバーズシートに乗り込むと、ドラマティックにレイアウトされた計器類が気分を昂揚させる。またメーターバイザー上に施されたポップアップ式の情報ディスプレイは、フューチャリスティックなシースルーデザイン。プジョー初の試みが、未来のクルマを操るパイロット気分にさせてくれる。
最後に、クロスオーバーに乗ることの楽しみを聞いてみた。
「それは分かち合う自由、ですね。仲間や家族と、恋人と。あるいは地球と、分かちあう楽しさを感じて欲しい」(トマ・フルニエ氏)
左がトマ・フルニエ氏、これまでプジョー207のインテリアデザイン、308のエクステリアデザインなどを手がけてきた。右がクリスチャン・グディマ氏。メルセデス、フォルクスワーゲンを経て2005年にPSA入社。シトロエンを担当後、1年前よりプジョー担当プジョーコール 0120-840-240
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